A3病棟

当病棟は50床、てんかん外科病棟では患者様の入院までの生活を把握し、安心して手術を受けられるようにサポートをしています。術前検査も含めて患者様個々に合った方法で手術までに心の準備が整うよう援助していきます。術後は身体の回復を図るとともに、社会復帰に対する患者様の思いを理解し、医師、ソーシャルワーカー、リハビリスタッフ、薬剤師らとともに連携を図り支援しています。
また、他の患者様と共に治療、日常生活について考えるモーゼス研修、就労準備プログラムをおこなっています。

病棟医長からひとこと

A3病棟では、診断、治療、術後の経過フォローまで、最良のてんかん外科治療を提供いたします。てんかんの発作がなかなか薬でコントロールされない場合、外科治療の可能性があるかどうかをきちんと調べることが非常に重要です。人生が大きく変わる可能性もあります。単に手術できるか、できないかという判断だけでなく、それまでの治療の見直しや、新たな治療選択肢の提示、という意味でも入院は非常に意義があるものと考えています。
また、てんかんの治療においては、発作の抑制をはかるだけでなく、発作のこと、発作以外のことで患者さんが困っていることについて明らかにし、QOLの向上のために長期的視点で支援してゆくことが大変に重要です。そのために、脳外科医、精神科医、神経内科医、看護師、臨床心理士、ソーシャルワーカー、リハビリスタッフ、薬剤師などの多職種によるチームで包括的支援に取り組んでいます。

(文責:臼井直敬)
病棟スタッフ
かき氷の会

看護師長からひとこと

A3病棟は、新卒から経験豊富な看護師と年齢層の幅がひろく、それぞれの役割をもち患者様の援助をしています。
また、病棟活動、季節ごとの催し、患者様参加の学習会をとおし患者様とふれ合い、共に考えより良い看護をめざしています。

検査技師からひとこと

病棟脳波検査と言ってもピンとこない方がいらっしゃると思いますが、てんかんセンターには長時間脳波検査を目的とする脳波検査室を各てんかん病棟に備えています。長時間脳波検査とは患者様の訴える発作症状を捕える目的で1泊2日から1週間位(もっと長く検査する方もいます)脳波電極を付けたまま基本ベッド上で生活していただき脳波とビデオを同時記録します。検査される方は0歳児から成人の方まで検査しています。我々検査技師は脳波電極の装着から脳波判読まで行い、何十時間と記録されたビデオ脳波から発作または発作が疑われる部分を選び選択し保存します。

H28年度 手術・検査件数

電極留置術 12件
てんかん手術 57件
血腫除去 その他 1件
脳血管造影 55件
VNS 0件

病院の風景