A4病棟

病棟の概要

  • 病床数:50床
  • 年齢構成:0歳~15歳
  • 検査・治療
    難治性てんかんはもちろんのこと、発作症状がはっきりしなくて「本当にてんかんだろうか?」という疑問をお持ちのお子様も対象に、てんかんであることの確認、どのようなてんかん発作があり、どのようなてんかん症候群に該当し、どのような背景疾患や原因疾患があり、どのような合併症があるかを調べるために、長時間ビデオ脳波、MRI、脳血流スペクト、脳磁図(MEG)、髄液検査、心理検査、発達(知能)検査などのうち、個々のお子様にとって必要と考えられる検査を行います。
    入院を続けながらの薬剤調整も可能で、新たな抗てんかん薬を導入するだけではなく、有効でないと考えられる薬剤の減量中止を試みることは多剤併用による弊害を防ぐためにきわめて重要です。入院中に減量を進めることで思わぬ発作増悪があっても迅速に検査して適切な対応が可能となります。難治性てんかんのお子さんにはACTH療法や食事療法(ケトン食や修正アトキンス食)を導入したり、てんかん外科医とも相談しながら外科治療の可能性を調べることも可能です。

病棟の特徴

小児てんかん病棟では、てんかん発作の観察や対応、治療や検査の援助と並行して、乳幼児の育児や療育および発達段階に応じた日常生活への働きかけも他職種と協力して行っています。保育士による療育、リハビリ(PT, OT, ST)を継続的に受けることも可能で、長期入院の小中学生は院内学級に通いながら入院生活が継続できるよう学校教員とも協力しています。また、母親や父親の付き添いのもと入院をしている患者様も多く、発作の見方、対応の仕方を知って頂いています。成長発達の中で家族が抱える悩みや不安も多く、検査や治療が継続できるようコミュニケーションを大切にして、精神的なサポートを心がけています。
てんかんに関する知識を得てもらうため、医師や看護師、検査技師や栄養士などによる家族教室を毎月1回開催したり、入院生活のなかでも患者様や御家族に季節を感じたり、リフレッシュに繋がって欲しいという思いで季節ごとのレクリエーションも実施しています。
また、ホスピタルクラウンや人形劇などのボランティア訪問もあります。

看護師長からの一言

検査や治療のため全国各地から多くの患者様が訪れてくれます。治療や検査が安心して継続できるよう援助し、患者様ひとりひとりの持っている力を充分に引き出せるように、医師をはじめ他職種と協力して看護させて頂きたいと考えています。
日頃から自らの向上に心がけていますが、至らぬ点については気軽にお伝えください。

栄養管理室から

栄養管理室では入院中の患者様の栄養管理と、安全で美味しく召し上がって頂けるお食事を提供しております。
また、入院生活をリフレッシュして頂けるよう、昼食の選択メニューや幼児食のキャラ弁・おやつイベントや季節に合わせた行事食なども積極的に企画・実施しています。
お食事は学童食・幼児食をはじめ、離乳食や咀嚼・嚥下機能を考慮した形態調整食、またてんかんの治療食としてケトン食・アトキンス食も取り入れております。
ケトン食・アトキンス食では患者様の状態に合わせたきめ細かい対応を心がけ、退院後も安心して治療に取り組めるよう多岐にわたりサポートして参ります。
その他、様々なお食事の相談も医師や医療スタッフと連携をとり、患者様個々にあった食事内容を提供させて頂いておりますので、食事・栄養に関するご質問などございましたらお気軽にご相談下さい。