筋電図と誘発電位

神経伝導速度(MCV・SCV)

検査の方法

腕や足の皮膚の上から神経に電気の刺激を与え、その刺激が神経を伝わる時間を測定します。

何がわかるのか?

手足の脱力やしびれなどが末梢神経の障害によるものなのか、神経のどの部位に障害があるのかがわかります。

検査の所要時間とお願い

30分程度で終わりますが、場合によってはそれ以上かかることもあります。
検査時に肘の上や膝の上を出しやすい格好でお越しください。

針筋電図

検査の方法

筋肉に針を刺して、力を入れた時と安静時の筋肉の活動を調べます。

何がわかるのか?

筋肉の痩せや脱力などの原因が筋肉にあるのか神経にあるのかの鑑別ができます。

検査の所要時間とお願い

30分から40分で終わりますが、場合によってはそれ以上かかることもあります。
検査時に肩や大腿が出しやすい格好でお越しください。

短潜時感覚誘発電位(SSEP)

検査の方法

手首や足首に電気で『チクチク』した痛みの刺激を与え、その刺激が大脳の痛みを感じる部位に到達するまでの時間を計ります。その際に頭、首、背中などに電極をテープで張ります。

何がわかるのか?

感覚神経の末梢部から脊髄、大脳皮質までの感覚神経の伝導を見る検査です。

検査の所要時間とお願い

30分から1時間程度で終わります。
頭皮に電極を付けますので整髪料は付けないで来て下さい。

聴性脳幹反応(ABR)

検査の方法

ヘッドホーンを装着して頂き『カチッカチッ』と鳴る音を左右別々に聞いてもらいます。

何がわかるのか?

耳から入った音の刺激が聴神経から脳幹部に到着するまでの時間を測定します。

検査の所要時間とお願い

30分程度で終わります。
頭皮に電極を付けますので整髪料は付けないで来て下さい。

視覚誘発電位(VEP)

検査の方法

椅子に座り、パソコンのモニターに映し出される白と黒の格子模様の中心にある赤い点を見つづけて頂きます。

何がわかるのか?

目から入った刺激が視神経を伝わり後頭部にある視覚野に到着するまでの時間を測定します。

検査の所要時間とお願い

30分程度で終わりますが、場合によってはそれ以上かかることもあります。
めがねやコンタクトレンズを使用している方は装着したまま検査を受けて頂きます。

中枢磁気刺激による誘発筋電図

検査の方法

手や足に電極を付けて、頭部や首、腰を磁気で何回か刺激をします。

何がわかるのか?

大脳の運動野や脊髄を磁気で刺激をすることによって、中枢から末梢への運動神経の働きを見ます。

検査の所要時間とお願い

30分程度で終わります。
磁気カードや腕時計、携帯電話などは磁気により破損してしまう可能性がありますのでこちらで預からせて頂きます。
心臓ペースメーカーや動脈瘤クリップをしている方の検査は出来ません。

長時間血圧測定

検査の方法

携帯型の血圧計を装着して頂き、24時間(48時間)血圧を測定させて頂きます。
その際、同時に心電図も測定しますので胸部に電極を付けさせて頂きます。

何がわかるのか?

血圧を24時間(48時間)連続的に測定することによって、1日の血圧の変動がわかります。

検査の所要時間とお願い

この検査は約24時間(48時間)測定します。
日常の血圧の変動を測定するので普段と同じ様に生活を送ってください。
機械を装着中は入浴ができませんのでご了承ください。

終夜睡眠ポリグラフィー

検査の方法

身体中に様々な電極やセンサーを付けて、睡眠中の脳波と体の状態を記録します。

何がわかるのか?

寝ている時の体の様々な状態(いびきや呼吸、血液中の酸素濃度など)がわかります。

検査の所要時間とお願い

この検査は夜間行うため、入院して頂きます。
検査は夜の8時半から翌朝の8時ごろまで行います。
検査の当日はお昼寝をしないようにして下さい。
頭や顔にセンサーを付けますので頭髪に何も付けないでください。
また、お化粧なども落としておいてください。
男性の方は検査をはじめる前に髭を剃っておいてください。

この他にも様々な検査がありますが、詳しくは担当医または検査技師にお問い合わせください。